タトゥーデザインの意味

面:天狗の刺青和彫りの意味

メン:テング天狗の刺青和彫りの画像付きで解説 (和彫り)

天狗面は、魔除け、開運、招運、商売繁盛など、様々な願いを込めて飾られる縁起物です。
天狗の力に守られ、幸せな生活を送ることができると信じられています。

日本の民間信仰において伝承される神や妖怪ともいわれる伝説上の生き物です。

鼻の高い大天狗や鳥の嘴を持つ烏天狗などがいるそうです。
大天狗は他の天狗よりも強い力を持ち、位が高いとされ、反対に烏天狗は小天狗とも言われ、大天狗に比べて位が低いとされてます。

ともに山伏の服装で、一本の歯の高下駄をはき、大天狗は赤ら顔で鼻が高く、小天狗は口が鳥のくちばしのようになっていて通称「烏天狗」、手には羽団扇(はうちわ)・太刀（たち）・金剛杖（こんごうづえ）をたずさえ，羽翼をたくわえて自由に空中を飛翔するとされ、人に禍福を授ける霊神として祀られるようになりました。

俗に人を魔道に導く魔物とされ、外法様ともいわれていました。
また、後白河天皇の異名でもありました。

他にも、木の葉天狗、山天狗、川天狗、女天狗（尼天狗）、男天狗（法師天狗）、と呼ばれる天狗がいるらしいです。

天狗は、高僧に退治される悪役として昔話に登場することも多いようですが、逆に、古くから祀られた山の精霊として、森の守護神として登場することもあります。

招福万来、除災開運や衆生救済のご利益をもたらす重要な役割を持って語り継がれている地域もあるそうです。

各地に天狗にまつわる怪異な話が伝承されており、山中で起こる種々の不思議な現象は、しばしば天狗のしわざであるとされています。